介護の基本(4/8)
「1件の重大な事故の背景には、29件の軽微な事故があり、さらにその背景には、300件のヒヤリハットが隠れている」
■コミュニケーション技術
介護福祉士職が、利用者と信頼関係を形成するためには、利用者を
よく理解するだけでなく、自分自身をよく理解することが必要である。それは、相手や状況を誤って判断しないためである。自分自身の感情の動きを意識しながらかかわることが必要である
これを自己覚知が必要という
■共感的な言葉かけ
■利用者の発言の背景を知るためのコミュニケーション
開かれた質問(オープン・クエスチョン)をする。オープン・クエスチョンとは、回答の範囲を限定せずに相手に自由に答えてもらう質問。
■利用者と家族の意向が対立した場合の留意点
■運動性失語症(motor aphasia)のある人とのコミュニケーション
失語症(aphasia)は大脳の言語にかかわる分野が損傷を受けることで生じる症状。
この場合、聞くことで理解はできても、話すことに困難が生じる。
絵や写真を見せて反応を見ることは有効である。