わたしの介護日記

介護職になったわたしの日記

障害の理解(5/12)

■筋ジストロフィー 骨格筋の壊死・再生を主な病変とする遺伝性筋疾患の総称。 筋肉に必要なたんぱく質が作れず、筋繊維が壊れやすく変性することによって、 進行性の筋力低下、運動機能障害が起こる遺伝性疾患である。 ■障害者虐待防止法の心理的虐待 暴言や…

障害の理解(5/10)

■脊髄の完全損傷でプッシュアップが可能なレベル 頸髄 (C7) プッシュアップとは、座位や長座位の状態から 両上肢の肘を伸ばした状態で、手のひらを床面につき、そのまま体幹を垂直方向に引き上げる動作訓練のこと。 出典:介護福祉士国家試験 過去問解説集…

障害の理解(5/8)

■障害者の意見が反映されて成立したもの 「障害者の権利に関する条約」 障害者のあらゆる人権および基本的自由の享有を確保し、障害者の固有の尊厳の尊重を促進することが目的 ■褥瘡が発生しやすい部位 骨突出部にできやすい 出典:介護福祉士国家試験 過去…

障害の理解(5/7)

■ICFの社会モデル ICF International Classification of Functioning, Disability and Health 国際生活機能分類の社会モデルに基づく障害のとらえ方 社会モデルとは、障害の多くは、社会的環境によって作り出されるものだという考え方 ■リハビリテーション …

認知症の理解(5/6)

■慢性硬膜下血腫に有用な検査 慢性硬膜下血腫は硬膜と脳の表面に血腫ができている状態なので、頭部CT検査やMRI検査で画像を測定するほうが確認しやすい ■脳血流検査で診断できるのは、アルツハイマー型認知症、前頭側頭型認知症 脳波検査は、脳の発する電…

認知症の理解(5/5)

■日本の認知症 アルツハイマー型認知症は、日本では、男性より女性の患者が多く、有病率が高い ■認知症初期集中治療チーム チーム員会議では、認知症初期集中治療チームの目的を果たすため、対象者のアセスメントを行い、多職種で検討し、6か月間での到達点…

認知症の理解(5/3)

■仮性認知症と認知症 認知症に特徴的な、抽象的な言葉の理解が難しくなるなどの判断障害 ■日本における認知症の原因 一位: アルツハイマー型認知症 2位: 血管性認知症 3位: レビー正体型認知症と 認知症をともなうパーキンソン病 出典:介護福祉士国家…

発達と老化の理解(5/2)

■転倒 服用する薬剤と転倒は関係がある。 薬剤を使用することで、精神機能と、身体機能に何等かの影響をもたらすことがある。 精神機能への影響・・眠気、ふらつき、注意力低下等 身体機能への影響・・筋緊張低下、手の震え、動作緩慢等。 ■高齢者の転倒によ…

発達と老化の理解(4/30)

■便秘 機能性便秘と、器質性便秘 器質性便秘は、大腸そのものが狭くなり、便が通過しにくくなるために生じる便秘 機能性便秘 ・弛緩性便秘 運動不足、腸管の緊張低下、筋力の低下、食物繊維の不足などにより、大腸の蠕動運動が低下しておこる便秘 ・痙攣性便…

発達と老化の理解(4/29)

■発達障害 発達障害とは脳機能の障害であって、大きく分類すると、自閉症スペクトラム障害、 注意欠陥多動性障害、学習障害の3つである。 学習障害とは、「読む、書く、計算する」の一つ以上で、困難な状態にあること ■法律での年齢 後期高齢者医療の被保険…

介護課程(4/28)

■事例問題 1.情報の整理・分析・解釈 2.「主観的情報」「主観的な記録」 3.生活課題の明確化 アセスメントによって導き出された生活課題 ■主観的な記録 ■短期入所生活介護における生活課題

介護課程(4/27) + 高齢者の水補給

■再アセスメント 介護課程の展開における情報の種類・・・客観的情報と利用者自身が出している主観的情報 自己実現 セルフケア能力の活用 →介護福祉士職は、利用者さんの思いを解釈する必要がある。 ■高齢者の水分補給に、水分ゼリーというものがある。 ほう…

介護課程(4/25)

介護課程とは、介護サービスを受ける利用者のよりよい生活を実現するために、介護福祉士が、専門職として 利用者の生活上の課題を解決するために用いる思考過程である。 ■介護課程の目的 利用者の生活の質の向上を図ること ■情報収集 介護職の五感を活用して…

生活支援技術(4/24)

■アドバンス・ケア・プランニングを踏まえた言葉かけ 人生の最終段階を迎える人への声掛け ■死期が近づいたときの介護 全身倦怠感が強いときは、エネルギーの消耗の少ない部分清拭に切り替える ■デスカンファレンス 終末期ケアを振り返り今後のケアに生かす…

生活支援技術(4/23)

■食中毒の予防 作り置きした食品は、広く浅い容器に入れ、熱を早く下げる。 食中毒のための再加熱では、再加熱の中心部温度はサルモネラ菌、病原性大腸菌の場合は、75度Cで1分間以上、ノロウィルスの場合は、85~90度cで90秒間以上加熱。 ■喘息のあ…

生活支援技術(4/22)

■自宅のトイレで排泄を実現するために必要な情報 トイレ動作は自立→ トイレまでの通路の状況が必要 ■自己導尿を行う利用者に対する対応 導尿は、膀胱にたまった尿を自力で排尿できない場合や残尿が多い場合に、尿道からカテーテルを挿入して膀胱内の尿を体外…

生活支援技術(4/19)

■四肢麻痺の利用者の手浴 四肢麻痺の利用者は寝たきりで入浴の機会が減少することがある。 関節の拘縮があり、皮膚の清潔保持ができにくい。座位保持が保てないため、 介助時は、利用者の身体状況を確認する。 手浴を行い、手関節を支えながら洗う。手浴をし…

生活支援技術(4/18)

■入浴の作用を踏まえた対応 入浴には、温熱作用、静水圧作用、浮力作用の3つがある。 お湯の中で関節運動を行いやすい。 出典:介護福祉士国家試験 過去問解説集 2022 中央法規 ← 新品の価格は3300円です。

生活支援技術(4/17)

■飲み込みにくい利用者への対応 加齢による筋力の低下で呑み込む力が衰えると、のどの途中に食べ物がたまったりうまく流れなくなる。顔や首、口腔周囲のマッサージ・肩や首のストレッチ・早口言葉や、4つの音を繰り返すパタカラ体操・歌を歌うことなどが嚥…

生活支援技術(4/16)

■利用者の身体機能に応じた車いすの特徴 Th6損傷(第6胸髄節)で体幹と下肢の麻痺はあるが、上肢の麻痺は見られない人。 車いすのバックサポートを腰部までのものを装着して体幹を支える。 Th6損傷の場合、腹部と背筋が麻痺して体幹保持が困難になるため、

生活支援技術(4/14)

■下肢の筋力が低下した高齢者の靴 足背をしっかり覆う靴が高齢者には適している。 ■口腔ケア うがいができる人は、まずうがいをして汚れを取り除く 出典:介護福祉士国家試験 過去問解説集 2022 中央法規 ← 新品の価格は3300円です。

生活支援技術(4/12)

■ヒートショックを防ぐための環境整備 ヒートショックとは、「急激な温度変化が血圧や脈拍などに大きな影響を及ぼすこと」である。 ■扉の工夫 車いすや杖の人には、引き戸がよい。 開き戸のほうが少しの力でいきおいが付きやすい 引き戸の取っ手部分は棒型が…

コミュニケーション技術(4/11)

■報告者と聞き手の理解の相違をなくすための留意点 報告者と聞き手の理解の相違をなくすための聞き手の留意点を押さえることが必要である。

コミュニケーション技術(4/9)

■介護記録 記録を書く際は、情報源も書く。客観的事実を正確に書く。 出典:介護福祉士国家試験 過去問解説集 2022 中央法規 ← 新品の価格は3300円です。

介護の基本(4/8)

■ハインリッヒの法則 「1件の重大な事故の背景には、29件の軽微な事故があり、さらにその背景には、300件のヒヤリハットが隠れている」 ■コミュニケーション技術 介護福祉士職が、利用者と信頼関係を形成するためには、利用者を よく理解するだけでな…

介護の基本(4/7)

■サービス担当者会議における提案 人間は誰しも、自らの意思の決定に基づいて、生活者として主体的に生き生きとした生活を送りたいとの願いを持ち合わせている。利用者の生活や思いに寄り添う姿勢が介護者には望まれることを理解する ■プライバシーの保護 介…

介護の基本(4/6)

■ICF ( International Classification of Functioning, Disability and Health : 国際生活機能分類) これには6つの領域がある 「健康状態」、「心身機能・身体構造」「活動」「参加」「環境因子」「個人因子」 「環境因子」には、①物的環境 ②人的環境 ③社…

ソーシャルロール・バロリゼーション

ソーシャル・バロリゼーションを提唱した人物 ソーシャルロール・バロリゼーションとはノーマライゼーションの理念を発展させたもの。バロリゼーションとは、valueとriseが合わさった造語で、価値を高めるという意味がある。 ヴォルフェンスベルガー(Wolfens…

介護の基本~介護者の悩みやストレス

国民生活基礎調査の中の「Ⅳ 介護の状況」の「同居の主な介護者の悩みのストレスの状況」の、原因として最も多いもの → 「家族の病気や介護」 国民生活基礎調査 www.mhlw.go.jp 出典:介護福祉士国家試験 過去問解説集 2022 中央法規 ← 新品の価格は3300…

社会の理解(4/3)

■共生型サービス 高齢者と障碍者の支援に関して、共生型サービスとは、介護保険サービスと、障害福祉サービスを同じ事業所で一体的に提供するサービス。 ■障害者の定義 障害者総合支援法において、障害者とは、「身体障害者、知的障害者、精神障害者(発達障…