喫粥了という言葉
昨日書いたブログで触れた建築家さんのブログに、「喫粥了」という言葉がありました。
そのブログでは、その言葉の意味は、「あたり前のことを日々続けるのが修行」ということだとありました。
また、別のサイトを拝見すると、
「喫粥とは、禅僧にとっての朝食、粥を食べること。朝起きたら粥をいただき、食事を終えたなら器をきれいに洗いなさい。つまり、今すべきことをせよという教え」と記載なさっていました。
自分は、介護の仕事ってルーチンワークのような気がしてきていて、どうしようかと迷いがありました。
介護の仕事は、たとえばトイレや食事など、自分でしていることを人様にしてさしあげる仕事に近いです。
当たり前のことを続けていると、上記のブログを見て思いました。
だったら、介護の仕事も修行なのかなと、少し思うことができました。
また、利用者さんが生活するには、介護士が補助することは必須です。
そういう点からは、「今すべきことをせよ」ということにもつながるのかなと思います。
喫粥了(きつしゅくりょう)と読みます。
少し、今の仕事に対する見方が変わりました。
今日も、2人の利用者さんに「ありがとう」といっていただくことができました。
2人も意外なときに言ってくださってうれしかったです。
お食事を運ぶだけでも「ありがとう」と喜んでくださいます。
介護士の仕事は私が思っている仕事と違うのかもしれません。