人間関係とコミュニケーション、社会の理解(3/31)
3/31の勉強内容
■人間関係における役割葛藤について。人間はさまざまな社会的な役割を複数持って生きている。役割葛藤とは、それらの期待される複数の役割の中で板挟みになり葛藤状況になることをいう。
社会的な役割の具体例は、自宅では夫・妻としての役割、親としての役割、職場では上司・部下としての役割などをいう。
設問例では、仕事と介護の両立にたいする役割葛藤だった。
■メッセージについて
メッセージには言語メッセージと非言語メッセージ(表情、身振り、服装などの視覚や声のトーンなど)がある。専門的な対人関係において非言語メッセージは重要であり、これに着目して言語の背後にあるものを深く理解する必要がある。
設問では、ホームヘルパーさんに、本音を言えないが、表情で不安を訴えている男性の例だった。
■家族の変容
日本の家族と世帯に対する問題は頻出である。例題では、「ひとり親と未婚の子」の世帯は、2015~2017までは増加しているが、その後は減少に転じている
家族と世帯を問う出題の根拠は、主に国政調査(総務省統計局)、国民生活基礎調査(厚生労働省)、人口動態統計(厚生労働省)
■セルフヘルプグループ
セルフヘルプグループとは何らかの共通課題を抱えた当事者たちの集まり。
■福祉六法
終戦直後の戦災孤児、傷痍軍人、国民の困窮状況に対応するため昭和20年代に制定された
福祉六法・・精神薄弱者福祉法(現 知的障碍者福祉法)、老人福祉法、母子福祉法(現 母子及び父子及び並びに寡婦福祉法) 福祉六法となったのは昭和30年代
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